光ファイバー屈折率センサー(光ファイバー屈折率計)FRIは、独特なデザインによって、様々な液体の屈折率を計測できます。屈折率計測は、白色光干渉技術を使ったファブリペローキャビティ長による測定です。液体で満たされたFPIキャビティ長は、液体の屈折率に正比例して変化します。シグナルコンディショナーは複雑な校正操作不要で、空気中でリセットして使用します。計測されたRI値は、半径800nmの領域の平均屈折率と一致します。 屈折率センサーは、様々なプロセス(食品加工や化学プラントなど)のインシチュー屈折率計測や長期モニタリングを可能にしました。これにより、サンプリングの必要がなくなり、繰り返し測定による問題が解消し、作業の効率化、安全性と品質管理の向上が確立されます。センサーは、超小型タイプ(BA)とステンレスタイプ(NP)の2タイプを取り揃えております。
特長
- ●屈折率1.0000~1.7000のレンジ
- ●防爆
- ●耐EMI、耐RFI
- ●分解能0.0001RI
応用例
- ●産業環境
- ●インシチュープロセスモニタリング
- ●化学アプリケーション
- ●EMI/RFI環境
- ●研究開発
- ●品質管理
主な仕様
計測レンジ | 1.0000~1.7000 RI |
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分解能 | 0.0001 RI または 0.036% フルスケール |
精度 | ±0.0005 RI |
動作温度範囲 | 0~100℃ |
動作圧力範囲 | <FRI-BA> フィードスルーによる <FRI-NP> 0~1.4MPa |
ケーブル長 | 2m(延長可能) |
コネクター | STコネクター |
寸法図(mm)
- <FRI-BA>
- <FRI-NP>