光ファイバー変位センサー(光ファイバー変位計)FODは、EMI / RFI の影響を受けず、有害な環境下や高温下でも安全で高精度な計測を可能にしました。FODは可動するシャフト上に接着された薄膜フィゾー干渉計(TFFI)を基にデザインされています。TFFIはシャフト軸方向に沿ってキャビティ長が変化するため、その空間に分布するファブリペロー干渉計(FPI)として位置づけることが出来ます。光ファイバーケーブルの先端はTFFIの表面に近接して取り付けられています。これにより、FODはTFFIの全てのポイントでキャビティ長を得ることが出来ます。
特長
- ●防爆
- ●EMI、RFIの影響を受けない
- ●温度: 120℃まで
- ●精度: 0.02mm
- ●20mmリニアストローク
- ●アルミニウムや複合材のハウジング
- ●サンプリングレート500Hzまで
- ●すべてのコンディショナーに適用
応用例
- ●強電磁場(マイクロ波、RFI)
- ●埋め込み式モニタリング
- ●有害環境
- ●高温
主な仕様
計測レンジ | 20mm |
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分解能 | 0.002mm |
精度 | ±0.02mm |
動作温度範囲 | -20~85℃ |
ケーブル長 | 2m(延長可能) |
ケーブル種類 | テフロン |
対応コンディショナー | FTI-10、UMI、DMI |
寸法図(mm)